外科的療法には、自分の毛髪を移植する自毛植毛法と、人工的な毛髪を移植する人工毛植毛法のふたつがある。自毛植毛法は本格的な手術を要する。後者は専用の注射針のような植毛装置で1本1本植えていく。
自毛植毛法は、自分の髪を採取して、複数の人員で毛包単位に株分けをする。これは、迅速性が要求されるからである。そしてただちに特殊な植毛針で植え付けていく。
機械を使って植える場合もあるが、手作業のほうが細かい作業ができるようなので、国内では手作業で行う施設が圧倒的に多い。
自毛の代わりに、人工の毛髪を、1本1本頭皮に植え込んでいくのが人工毛植毛である。
人工毛植毛はその語感からして、人形の髪の毛のようなイメージをともなうかもしれないが、見た目には自毛とほとんど変わらない。
毛を移植するといっても、自毛植毛のような大掛かりな外科手術は必要ない。麻酔をして注射針のような専用器具で植え込んでいくだけである。施術は美容院にあるリクライニングシートのような椅子で仰臥位になって行なう。
自毛植毛法も人工毛植毛法も、医師と看護師をはじめとする医療のスタッフのグループワークで行なわれる。株分けなどは別にして、直接的な医療行為は医師もしくは医師の指示を受けた看護師しか行えない。
したがって医療行為としての植毛は、医療であるがゆえに法的な規制があって、広告はきびしく制限されって広告は厳しく制限されている。そのため一般にはその医療内容が十分には知らされていない。
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参考書籍
「床屋も間違える驚異の毛髪術」 著者:黒木 要