男性でも長髪、ロン毛の人っていますよね。無造作に伸ばしている人もいれば
オシャレとして長髪にしている人もいます。
抜け毛に関するよくある質問の中に、「長髪は短髪よりも抜け毛が増える?」
というのがあります。
せっかくオシャレで伸ばしているのに、抜け毛が増えて薄毛になってしまったら
本末転倒ですからね。気になるところです。
では実際のところはどうなのでしょうか?
結論から言うと、長髪=抜け毛が増える、短髪=抜け毛が減るということは
半分正しくて、半分間違っています。
長髪でも髪の毛や頭皮のケアをマメにしている人は抜け毛が減りませんし、逆に
短髪でもケアを怠っていれば抜け毛が増えるということです。
ただ長髪の場合、短髪に比べてよりケアが必要なのは間違いありません。
そういう意味では短髪に比べると抜け毛が増える可能性は高いと言えます。
長髪の場合、重量が重く下に引っ張る力があるため、毛根に対して負担がかかります。
特に髪の毛が硬い人は注意が必要です。
髪の毛が長いと頭皮全体的に通気性が悪くなります。通気性が悪くなれば雑菌や
ほこりが髪の毛に放置されたままですから頭皮にも悪影響を及ぼします。
その点、短髪は通気性が良く髪が伸びる環境づくりに適しています。
長髪の場合は、しっかりと頭皮が洗いづらく、すすぎ残しの可能性も高くなるので
頭皮に汚れやシャンプー剤がついたままになってしまう可能性が高くなります。
また、長髪でオールバックスタイルにして、後ろで結んでいる方は後ろに引っ張る
力が加わるため負担がかかり額部分からハゲてくる人もいますので注意が必要です。
あとは、見た目の問題で長髪は抜け毛自体が目立つので、抜け毛が増えたと勘違い
することもあります。成人男性なら50~100本程度の抜け毛なら正常範囲ですので
気にすることはありません。
ちなみに、髭の研究家小野三詞氏は、頭髪に関しても研究をしており、頭髪が長くなればそれだけ栄養がまわりきれず、脱毛しやすくなるのではないかという推論をたて、自分の頭で実験しました。頭髪を15ミリ以上にならないようにした結果、脱毛量がものすごく減ったとのことです。この結果に関しては、個人差も多少あると思うので一つの実験結果として認識していただければと思います。
それでも「長髪がいい!でも薄毛は勘弁!」という方は、
髪の毛と頭皮のケアをマメに行えば抜け毛が増えるということもありませんので
頑張って日々ケアをしていきましょう。
参照サイト
髪の毛が薄くなったらすぐ実践したいこと http://ikumoujyouhou.blog.fc2.com/blog-entry-140.html
参考書籍
「驚異の毛髪革命」著者:松木康夫
2018/07/13
自分の抜け毛をよく確認してみると、その根元の部分に白いカタマリが付いていることがあります。 「これは…抜け毛の根元に白いやつがいっぱい付いていたら、薄毛が早く進行しちゃう!??」 そう心配になってしまうかもしれません。 抜け毛についた白いカタマリの正体と、白い...