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ちょっと一言
2016/10/07

塩分の摂りすぎが薄毛を招く?

m.funaki
ニドーブログ

世界的に見ても「塩味好み」の日本人

世界的に見ても日本人の塩味好みはトップクラス。体格が大きいと摂取される総食塩量は増える傾向にありますが、体重当たりの食塩摂取量で比べると、概して体格のいいアメリカ人、イギリス人は日本人の約2分の1程度しか摂取いないという報告があります。それだけに、日本人は塩分過多が招くとされる高血圧、動脈硬化、心臓疾患、胃炎などの病気を発症する確率が高いといえるでしょう。
このリスクは、抜け毛・薄毛にまで及ぶ可能性も……。一体なぜでしょうか?塩を傷口にすりこむと、痛みが強くなることはご存じですよね。たとえば口内炎は、ほんの少しの塩分でもしみてしまい、食事がしづらくなることは多くの方が経験されていると思います。

では、なぜこうした現象が起きるのでしょうか? この現象は、塩に知覚神経への強い刺激作用があることを示しています。知覚神経は「適度」に刺激されるとCGRPという物質を放出し、IGF-1をつくり出します。IGF-1が増えれば、乱れたへアサイクルを正しい周期に戻す効果が高まり、抜け毛・薄毛予防、発毛・育毛に期待できます。※詳しくは⇒「髪の毛を生やす効果大の体内物質IGF-1とは?

しかし、塩による刺激が「強すぎる」と知覚神経のCGRPが放出されつくしてしまうのです。すると人間の身体はIGF-1をつくることができなくなり、神経細胞が死んでしまう場合も。その結果、抜け毛・薄毛が進行しやすくなるわけです。また、塩分の摂りすぎは血液の流れがとどこおります。末端まで血液が届かなければ、当然髪の毛も栄養不足となり、おそらく髪の毛が抜ける原因となるでしょう。
これを防ぐには、もちろん塩分摂取量を抑えることが大事。

外食、インスタント食品大好き男性は要注意!

「国民健康・栄養調査」(平成22年・厚生労働省調べ)によると、一般成人男性の食塩摂取量は1日当たり11.4g。ただし、理想的な数値として厚生労働省が目標に掲げているのは9gです。この数字を頭に入れながら、以下の食材と塩分量を見てください。

■加工食品の塩分量目安

  • 食パン(6枚切り)1枚 0.8g
  • バター大さじ1 約0.2g
  • ベーコン1枚 0.4g
  • ロースハムうす切り1枚 約0.5g
  • プロセスチーズ1切れ 約0.8g
  • 食パン6枚切り1枚 約0.8g
  • ちくわ1本 約0.6g
  • 梅干し1個 約2.9g
  • レトルトカレー 2.8~3.9g
  • インスタントの袋ラーメン 5~6g

レトルトカレー、即席ラーメン、梅干しを除けば、一つ一つは大した量に見えません。しかし、複数の食材を摂るとトータルではそれなりの塩分を摂取することになります。こんなフツーの朝食にも結構な量の塩分が含まれている!

例えば、バターを塗ったトースト1枚にチーズ一切れ+ロースハム2枚で計2.8g。ここにしょうゆをかけたベーコンエッグや、塩コショウの含まれたドレッシングをかけたサラダなどを食べれば、当然もっと増えていきます。
そして、もっと注意したいのは外食です。

■外食料理の塩分量目安(1人前)

  • ピザ  1.2~3g
  • ハンバーガー&ポテト 2.5~3g
  • 牛丼 3~4g
  • コンビニ弁当 3~5g
  • カツ丼 約4.5g
  • 天ぷらそば 4.5~5g
  • 焼き魚定食 約4~5g
  • 豚肉のしょうが焼き定食 約4.5g
  • ラーメン 約5~6g
  • すき焼き定食 6~6.5g

外食やインスタント食品に依存した食生活を送っている男性は、かなりの注意が必要です。では、どうするべきか。減塩のポイント「4つ」は次のとおりです。

  1. 麺類のスープはできるだけ飲まない
  2. しょうゆは食材にかけず、小皿でつけて食べる
  3. 塩のかわりに、酢や薬味(七味、山椒、コショウなど)を用いる
  4. あまり外食、インスタント食品に頼らず、自炊を心がける

体内の余分な塩分を排出する作用がある、カリウムを積極的に摂取することもお勧めです。新鮮な野菜や果物などに多く含まれています。
さらに、ご飯を玄米に、食パンをライ麦パンに変えるなどもいいですね。いずれも含まれるカリウム量は野菜、果物に比べると低いのですが、主食なので長い目でみれば効果的です。
毎食毎食コツコツと続ける地道な努力ですが、抜け毛・薄毛対策は1日にしてならず。長期的に取り組むことが大切です。これからは「塩」にも十分配慮した食生活を心がけていきましょう。

参照サイト

All About メンズスタイル http://allabout.co.jp/gm/gc/424217/

参考書籍

「驚異の毛髪革命」 著者:松木康夫