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人工毛植毛
2016/09/12

自毛植毛と人工毛植毛の違い

m.funaki
ニドーブログ

自毛植毛と人工毛植毛は、同じ植毛という漢字が使われているので、単純に自毛か人工毛どちらかを頭皮に植毛するだけの違いだけだと思う人も多いかもしれない。確かに、その通りだが、根本的に大きく違うところがある。それは、植毛法である。その点も含め、改めて細かく自毛植毛と人工毛植毛を説明していく。

◆自毛植毛法

自毛植毛法は、自分の髪を採取して、複数の人員で毛包単位も株分けをする。これは、迅速性が要求されるからである。そしてただちに特殊な植毛針で植えつけていく。機械を使って植える場合もあるが、手作業の方が細かい作業ができるようなので、国内では手作業で行う施設は多い。自毛植毛法で使用する自毛は、主として後頭部から採取する。移植用に提供するのだからこれをドナーという。

手順としては、麻酔をして、幅約1センチ、長さ6~10センチを皮膚ごと切り取る。この面積は移植に必要な本数によって異なる。薄毛個所の広さと、どのくらいの密度で植えるかによって違ってくる。次にドナーを細かく分割していく。毛包部を傷つけないように細心の注意が必要だ。これを株分けという。この株1本1本を毛包部が乾いて死滅しないうちに、注射器のような専用器具を用いて丁寧に植え込んでいくのである。その際、髪の角度や密度は周囲とマッチするよう十分に配慮される。所要時間は平均3~4時間。最近は入院の必要がない形で、通常は翌日からの仕事も可能であるが、若干、腫れたり痛みが残ったりするので、数日間、休んで行う人が多い。ドナーを採取した後頭部は、傷口を引っ張って縫い合わせ、包帯などで圧迫し、当日は安静が必要。1週間くらいは、入浴は控える。およそ2週間で抜糸する。移植した毛髪は1カ月ぐらい経ってから、いったん脱落し、3カ月後ぐらいから産毛のような毛が生える。半年から1年後までには周囲とマッチするくらい伸びる。

◆人工毛植毛法

無菌パックから植えつける髪を取り出し、1本1本植えつけていく。専用の植毛装置は細く、痛みはほとんどないが、念のため事前に麻酔をしておく。植える本数に制限はないが、通常は500~6000本。薄毛個所の面積と植える密度によって所要時間が決まる。植えるスピードは500~800本だ。希望するなら1日でこの部分に一気に植毛してしまうことも可能だ。入院は必要ない。500本ほどを段階的に植毛も可能。施術後は包帯などはしない。植毛が終われば、すぐにいつも通りの生活に戻ることが可能だ。ただし1週間は飲酒や激しい運動は避けた方がいい。シャンプーは3日目から可能だが指定されたものを使う。1カ月も経てば、植えた人工毛は自毛と同じくらいの強さで定着し、シャンプーやセットは以前通り行える。施術後、まれに植えた箇所が赤くなったり炎症が生ずることもあるが、日ごろのアフターケアをこまめに心がけていれば防ぐことができる。特にシャンプーなどを怠ると、頭皮に皮脂が付着しやすいので、こまめにシャンプーが必要だ。植毛後、1年時点の定着率は個人差もあるが、およそ80%ほどである。

◆自毛植毛と人工毛植毛の違う点

 実際、自毛植毛法の場合、自分の髪を採取して、薄毛個所に植毛するわけであるから、頭髪全体の髪の本数が増えているわけではない。また、自毛植毛法は自分の薄毛個所に、髪を提供できるドナーがそもそもなければならない。つまり、後頭部や側頭部に髪が残っている人はいいが、それがない人はこの方法は行えない。ドナーから得られる株の本数は個人差があって、数百本から多くて3000本である。これを前頭部や頭頂部など、薄毛個所に移植する際、そこが狭い場合は十分な密度になる。しかし広い範囲となるとまばらになってしまう。

人工毛植毛法はその点、移植の本数に限りがない。したがって薄毛個所が広くても、周囲の毛髪に合わせた密度に植毛することができる。これは、大きな違いである。

植毛後の話では、自毛植毛法だと植毛後の髪が生えそろうまでの半年~1年のインターバルがある。耐えられる人はいいが耐えられない人もいるだろう。また、周囲の薄毛個所が広がった時、移植した部分だけ飛び地のように残される心配はある。ドナーがあれば再度トライできるが、また半年~1年のインターバルがある。

人工毛植毛法の場合、人工毛を植毛したその瞬間から髪が増えることになるので、その点も心配はない。仮に、薄毛個所が広がったとしても、人工毛を補毛すればいいのである。

◆<まとめ>自毛植毛法に向いている人と人工毛植毛法に向いている人

髪の自然感や導入後のメンテナンスフリーが第一優先で、手術に抵抗がなく、傷が回復する期間や髪が生えそろうまでの半年~1年のインターバルが許容範囲の人は、自毛植毛法が向いているであろう。

 逆に、長期的に見れば何回か補毛が必要になるかもしれないが、手術が嫌で、すぐさま短期間で思いのままのヘアスタイルを考えている人は、人工毛植毛法が向いているであろう。

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参考書籍

「床屋も間違える驚異の毛髪術」 著者:黒木 要